「夜のコンビニ」で登場人物が「溺れる」、「アルコール」という単語を使ったお話を考えて下さい。






考えてみれば最近は悟浄とは仕事帰りに夜のコンビニで待ち合わせ、アルコールと酒のツマミを買って互いの家に行く事が多かった。

「カゴ、要る?」
「持ってろ」

夕飯の買出しに来たスーパーで、コンビニに行くのと違って勝手が知れないようで動作一つに一々伺いを立てる悟浄が面白い。
最初のうちはコンビニの商品量とは比較にならないその大量の商品情報の波に溺れるかのように不安そうな表情を浮かべていたが、 徐々に大量の商品に興味を持ち始めたようで表情をくるくると変えては見慣れない果物や野菜に
「アレどうやって喰うんだ?」
なんて子供のように尋ねて来る。


酒売場に差し掛かると悟浄はその値札に驚きの声を上げた。
「安い」
「ああ、ここは結構酒は安いぞ」
「いや、そう言う意味じゃなくて、コンビニだとこーゆーのって定価だから」
「お前、本当に普段コンビニしか行かねえんだな」
「俺は世の中にコンビニとファミレスだけあれば良いの!」
「良かねえよ!大体コンビニだと定価だって今自分で言っただろうが」
いきなり何を言い出すんだコイツは。
「だって俺帰宅時間不規則だしさー・・・」
「幾らコンビニしか行かないにしても、チラシを見ればスーパーの売値ぐらい分かるだろうが」
「新聞取ってねえし・・・っつうかおまっ、チラシって!」
突如悟浄が吹き出すので何事かと思
「主婦っつうか、おばさんかよ!!」
何事かと・・・・・・。


プレミアムビール(6缶パック)を冷蔵ケースから取り出しゲラゲラと笑い続ける悟浄の持つ買い物籠に投入する。
チラシ掲載商品の『本日限り!』すきやき用黒毛和牛100g680円で勘弁してやろうと思っていたが最早気遣いの必要はない。
一番高い肉を買ってやる、そう決意する俺の心情に気付かないようで背後で未だに悟浄は笑い続けている。






「昼のソファ」「逃げる」「傷」から続いてます。会計悟浄持ちなので遠慮なく買い物する三蔵。



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